『SINGLE TASK 一点集中術』書評/まとめ

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『SINGLE TASK 一点集中術』

『SINGLE TASK 一点集中術』を読んだ。

(正式には『SINGLE TASK 一点集中術――「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる』。非常に長いタイトル)

この本はもともと丸の内の丸善(書店)でひと目見て、ずっと気になっていたのだけど、読まなかった本

表紙を見た瞬間、「一点集中することが重要だ」と答えが載っているような感じがして、読む必要がないと感じていたからだ。

僕自身、スティーブ・ジョブズ信奉者なので、フォーカスが重要だし、一点集中が重要だと思っているタイプなので、余計に必要ないと感じていた。

でも、読んでみたら、良い意味で予想は裏切られ、優れた本だった。

『多動力』などが売れていることもあるし、マルチタスク自体も好きな人がいるので、シンプルタスクがいいのか、マルチタスクがいいのか、議論はわれるところだと思う。

それに対してシングルタスクがいいとこれでもかと言うくらい語りかけてくる本。事例も多いし、実用的な本。今回は印象に残った箇所に触れたい(ぜひ、詳細は書籍を読んでほしい)。

シングルタスク

シングルタスクの原則

原則は『一度にひとつの作業に集中して、生産性を上げること』

「頭のなかの余計な雑念に邪魔をさせないようにし、外からの刺激をシャットアウトすることが必要」

人間の脳

人間の脳は一度に複数のことに注意を向けられない。脳の視点から見ると、次のように語られている。

「マルチタスクは情報の流れを遮断し、短期記憶へと分断する。そして短期記憶に取り込まれなかったデータは、長期記憶として保存されずに、記憶から抜け落ちていく。だから、マルチタスクを試みると能率が落ちるのだ」

シングルタスクの効果

シングルタスクの効果は仕事(の成果)だけではない。健康にさえつながる。

「一度にひとつのことだけに集中すれば、もっと成果をあげられるようになるし、睡眠だって十分にとれるようになる。それどころか、リフレッシュにあてる時間が増えるのは、シングルタスク生活の結実であると同時に一因でもある」

「シングルタスクを始めれば『1日働いて何もできなかった』という徒労感がなくなる。一点集中術はもっとも重要なことに注意を引き寄せるシンプルな方法。作業の能率が落ちる原因は2つ、『頭に浮かんだ別の思考』と『外部からの刺激』」

研究結果

注意を向ける(変える)回数が少ないと能率が上がる。

「ハーバード大学の研究によると、あたふたとせわしなく働いている社員たちは1日に500回も注意を向けるタスクを変えるが、もっとも能率の高い社員たちは注意を向けるタスクを変える回数がむしろ少ない」

シングルタスクの方法

「いまここ」に集中し「ひとつ」だけに没頭する。

「・「いまここにいること」を徹底する。
・「一度にひとつの作業をすること」を徹底する。
・シングルタスクに専心することで「ゾーン」に入ることができる。
・シングルタスクは「エネルギー」✕「集中力」を生み出す。
・空白の時間に「繰り返し同じ悩みを考える事」が無駄に時間を奪っている。
・ミーティングの最中は、心と肉体を同じ場所に存在させる。
・SNSや電話の相手より、「眼の前にいる相手」をつねに優先する」

「次の作業に着手できるのは、今取り組んでいる作業を終えてからだ。
とはいえ、何も目の前の作業をかならず完了しなければいけないわけではない。「この時刻まではこの作業に専念する」と決めた時刻がくるまで集中すればよい」

シングルタスクが生み出す「フロー」

シングルタスクはフローの状態さえ、生み出す。

「ひとつの作業に没頭すると「フロー」の状態が生まれる。すると、その行為に完全に集中し、普段よりずっと高い能力を発揮できるようになる。
だが、タスク・スイッチングをしていると「フロー体験」をできる可能性はゼロになる」

ストップウォッチの活用法

僕も効率化のため、ストップウォッチは活用するのだけど、この話はとても参考になった。

ストップウォッチはスマホの機能を使わない。スマホの機能を使うと他の機能にも意識が行き、集中できないため。

「スマホの代わりに『ストップウォッチ』を使う」

メールの最後を工夫する

メールやメッセージの最後に次のような文章を添えることでラリーを減らし、物事により集中できる。

・返信不要です。
・ありがとうございます。これで、本日の業務は終了します。
・変更があった場合のみ、返信ください。
・○○さんにおまかせしますので、私にCCは不要です。
・では、当日よろしくお願いします。
・これから数時間、ネットが使えません。
・詳細は、○○さんと詰めて下さい。

マルチタスク

では、マルチタスクはどうなのか。

マルチタスクに陥る非常に多いケースは次のようなものらしい。

「・パソコンで作業をしていたのに、いつの間にかほかのことをしている(91%)
・名前を聞いたのに、しばらくするともう思い出せない(91%)
・人の多い場所や交通量の多い道をあるきながら、スマートフォンなどをいじる(87%)
・同僚や仲間と一緒にいるときに、メッセージなどに返信する(52%)
・ミーティングの最中、少し前の発言の内容が思いだせない(49%)」

マルチタスクの欠点

マルチタスクをする人は1つのことに意識が向いていない。そのため、外部からの影響を受けやすく、集中できない。

「マルチタスカーは『目の前の作業とは無関係のことに手を出すのはやめよう』という抑止力がきかず、集中力も鈍い」

マルチタスクは存在しない(本当の意味では)

本来、マルチタスクなどしていない。
しかも、マルチタスクは本来マルチタスクをしているわけではない。

「スタンフォード大学の神経科学者エヤル・オフィル博士は『人間はじつのところマルチタスクなどしていない。タスク・スイッチング(タスクの切り替え)をしているだけだ』と説明している」

例外的マルチタスク

意識的な努力を必要としない活動は、メインの作業と同時に行える。それらはマルチタスクにあたらない。「簡単で機会的に行えるもの」「集中力を必要としないもの」が含まれる。

「自動操縦のようにこなせるタスクの例
・音楽を聴く
・書類をファイルにまとめる
・簡単な食事の支度をする
・ごく単純な手作業や修繕をする」

人は新しいことを好む

人は今集中しているものではなく、常に目新しいもの、別のものに意識がいく。

「誘惑に屈服するのは、私達が目新しさをもとめるからだ。外部からの刺激が現状に変化を起こすと、そうした変化が良いものと認識されようが、悪いものと認識されようが関係なく、アドレナリンが血流を駆け巡る。だから、注意散漫の原因となるものを減らそう。この習慣を身につければ、私たちは本来の目標を達成することができる」

後悔や不安は能率を下げる

後悔や不安は実質マルチタスクのようなものだ。

「私たちはつい、あの失敗さえ無ければうまくいったのにと後悔したり、起こりそうにないことを案じたりしてしまう。また、周囲の人をあれこれ批判してばかりいると、当然、能率は下がる。過去についてくよくよと考えるのも、不安な将来を思い描くのも、無益なだけでなく、怠惰にすぎない」

目の前の相手を優先

同時の用件のときは目の前の相手を優先する。

「いくつかの緊急な用事が同時に生じたら、「いまここ」にいる、目の前の相手を優先」

書籍情報

(Amazon「BOOK」データベースより)

すべてが「超効率化」する!ハーバード、スタンフォード、MIT…脳科学、心理学の最新研究からわかった、超シンプルなのに超効果的な驚異の方法。

<著者について>

デボラ・ザック(Devora Zack)

コーネル大学ジョンソンスクール(経営大学院)の客員教員を15年以上にわたり務め、マネジメントスキルやネットワーキングについて講義を行う。アメリカ教育省、コーネル大学、メンサ、スミソニアン協会、ロンドン・ビジネススクール、デロイト、オーストラリア・インスティテュート・オブ・マネジメントなど100を超える企業、団体にリーダーシップ、チームマネジメント等の指導を行う。オンリー・コネクト・コンサルティング社CEO。著書に『自分のタイプを理解すればマネジメントは成功する』(SBクリエイティブ)、『人脈作りが嫌いな人のための人脈術』(未邦訳)などがある。

<栗木さつき(くりき・さつき)>

翻訳家。慶應義塾大学経済学部卒業。訳書に『WHYから始めよ! 』(日本経済新聞出版社)、『科学でわかった正しい健康法』『元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法』(以上、大和書房)、『医者は患者をこう診ている』(河出書房新社)、『NATURE FIX 自然が最高の脳をつくる』(NHK出版)などがある。


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売れるマーケティングの専門家 主にダイレクトマーケティング、WEBマーケティングの世界で17年間活躍。 東京都港区在住、兵庫県西宮市出身。 1999年、大手保険グループの生命保険事業のダイレクトマーケティングに取り組む。当初は成果がでない苦悩の日々が続く。 しかし、いくつかの独自の方法を開発することで成果が出始め、そこから全てが変わり、ネットマーケティングでは「国内トップクラスの担当者」などと評価されるようになる(ダイレクトマーケティング部課長兼インターネットビジネス総責任者に従事)。 2008年に独立。大手上場企業や起業家(中小企業)などの顧問を歴任。 現在はリサーチや分析、商品開発、セールスコピー(ライティング)、ブランディングなどを通じて、効果的なマーケティング展開をコンサルティングする。ライフワークとしてスティーブ・ジョブズなど偉大な業績をあげた人物の研究を続けている。著書に『逆境を乗り越える ジョブズ 魂の言葉 』『顧客の「本音」がわかる9つの質問』『世界を変える「自分」になる19の法則』がある。

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