『あなたの文章が劇的に変わる5つの方法』まとめ/書評

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『あなたの文章が劇的に変わる5つの方法』

ブログを書いている人なら、文章術の本は読んだことがあると思う。有名どころでは『日本語の作文技術』などだろう。

僕も文章の本はビジネス書だけでなく、脚本などについて書かれた本など、さまざまな本を読んできた。

そんな中、最近、メディアを運営する起業家の方から「文章をうまくなりたいのですが……」と言われ、色々とお話している最中だったのか。

書店で目についたのがこの本。

『あなたの文章が劇的に変わる5つの方法』

内容については基本的なことが多いのだけど。細かいところを色々と学ぶよりは、5つに絞られているのでシンプルで理解しやすい本。

この中で僕が確かにそうだよな、と感じたのは

「(その文章の)対象の読者のことを想う」

ということ。読者を想うことで書くことが楽しくなる。そうして、書き続ければ、誰でも文章は上手になる、というところ。

本当にそうだと思う。

誰が読んでいるか、わからない。

もしくは誰も読んでいない状況の中、もくもくと文章を書き続けることは辛い。

これはブログでもそうで。誰も読んでいない、最初の段階は確かに辛い。でも、少しずつ読者が増え、その読者のために、と想えば、楽しくなる。

では、この本の印象に残ったポイントをご紹介していきたい。

印象に残ったポイント

文章のゴールをはっきりと見極める

最も重要なことは

「(自分が)伝えたいことを相手にきちんと伝えること」

そのためには文章を書く時は「誰に」「何を」「何の目的で」「どう」伝えるかを意識しなければならない。

まず「誰に」を決めること。

どんな文章にも読み手が存在する。読み手を意識することは文章のターゲット(誰に)を決めるということ。ターゲットである「誰に」が決まらないと、「何を」「どう」「何の目的で」書けばいいのかも決まらない。

読み手の年齢、性別、職業などを想定し、絞り込むことは文章のテーマを決める(絞る)ことにもつながる。そうして、読み手の響く文章になり、読み手以外の読者にも読んでもらえる文章になる。

難解な言葉を使わず説明できるのが文章のプロ

実は、これは僕自身が企業に対して、研修をする時によく話すこと。

専門用語、業界用語は人には伝わらない。

そうした難しい言葉をどう言い換えれば、相手に伝わるか。読者に合わせ、専門外のフツウの人にも通じる言葉を使う必要がある。文章は相手の理解が得られなければ意味がない。

(ここは本書から若干離れるけど、「相手が専門用語を知っているなら、いいのですか?」と質問を受けることがあるのだけど。知っていたとしても相手がその言葉を使い慣れていなければ、避ける方が賢明。使い慣れた言葉で話した方が圧倒的に伝わりやすい)

また、人に何かを説明する時は「相手に理解してもらいたい」という意識をもつことが大切ということだ。

鍵は文末にある。文末変化で文章のイメージはガラリと変わる

文章の印象は語尾の使い方次第で大きく変わる。

これはよく言われていることだけど、「だ・である調」と「です・ます調」がある。

「だ・である調」は重みがあり、断定的。「です・ます調」はやわらかい印象を与える。

「だ・である調」と「です・ます調」は混在してはいけない(統一すること)

(※ただ、基本はそうなのだけど、実はそうでないプロの書き手もいる)

同一の語尾を繰り返し使うと平坦で稚拙な文章に見えてしまう。そのため、「です・ます調」であれば、「でしょう」「ます」など。「だ・である調」では「なのだ」「思う」などに置き換える。同一の語尾を連続させないことで、文章にメリハリをつける。

最低限の文法を使いこなすことで、相手の理解度は加速する

日本語は複雑なので、言い方や表現の少しの違いで相手の受け取る印象が大きく変わるため、基本的な文法は大切。

最低限意識しなければならないのは「て・に・を・は」の使い方。

それ以外にも形容詞、副詞、接続詞など。自分の伝えたいことが正しく伝わるよう、正しい使い方を覚える必要がある。

(冒頭で紹介した『日本語の作文技術』を読んでみるのもオススメ)

また、読点を使うことで、文章の読みやすさがアップする。

特に長い文章の場合、相手にスムースに読ませ、理解させるためにも読点は必要。ただ、読点を打ちすぎると流れが悪く、読みづらくなるため、読みやすさとわかりやすさの適度なバランスが重要

相手の心をがっちりつかむ「フック」に全力を傾けろ

文章で読み手の心をつかむためには、つかみ、つまり文章のはじめに置く「フック」が大切。

世の中には膨大な情報が溢れているからこそ、導入部で読み手に興味をもってもらうことで、はじめて読んでもらえる。

同様に多くの情報が氾濫しているため、タイトルで興味をもってもらうこと。タイトルのつけ方には効果的な4つの方法がある。

  1. 勢いを感じさせる
    読者がハッとする勢いのある言葉が必要。
    「勢いのある言葉」とは読者が強烈に興味をもつ言葉のこと(例:「食べていると確実に死に近づく食べ物」など)
  2. みんなが大好きな言葉を挿入
    効果が高いテクニックに、興味をひく言葉や人気のキーワードやタイトルを見出しに挿入する方法がある。
    例:「誰でもできる」「超簡単」「失敗しない」など。
    ただ、このような言葉を多用すると、読者に飽きられることもある。そのため、同じような意味の別の言葉を使うことを心がけること。たとえば、「簡単」であれば「小学生でもできる」「初心者でも迷わない」など。
  3. マジックナンバーを使う
    数字をタイトルに盛り込む方法も効果的。具体的な数字を入れることで、実用性、説得力が強化。
    中でも「3」はマジックナンバーで、人をひきつける数字。3つに絞りきれない時は7個以内に絞ること。マジカルナンバーセブンといって、人間は同時に意識できる数字が7個(プラスマイナス2)しかないといわれている。
  4. 人びとの関心が高い話題を用いる
    人びとが日頃疑問に思っていること、話題にしているニュースなどを題材にすることで、多くの人の興味をわき立てることができる。
    時事問題や話題となっていることを、自社の商品、サービスとリンクできないかを考えていくこと。
    (ちなみに、ネット上のニュースのタイトルなどはまさにそうして作られている)

書籍内容

ムダのない、シンプルな文章に人は惹かれる―。
早く書けて、確実に伝わる、プロの技を一挙公開!

極意1:文章のゴールをはっきりと見極めるべし!
極意2:難解な言葉を使わず説明できる。それが文章のプロ。
極意3:鍵は文末にあり! 文末変化で文章のイメージはガラリと変わる!
極意4:最低限の文法を使いこなすことで、相手の理解度は加速する!
極意5:相手の心をがっちりつかむ「フック」に全力を傾けろ!

人気コラムニストが教える5つの極意を実践するだけで、誰でもすぐに思い通りの文章が書ける!

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著者情報

尾藤克之
コラムニスト、経営コンサルタント。東京都出身。国会議員秘書、大手コンサルティングファーム、IT系上場企業の役員を経て、現在、社会貢献団体のアスカ王国も運営。2010年からニュースサイトにて記事の投稿を開始。現在は、国内有数のオピニオンサイトである「アゴラ 言論プラットフォーム」のオーサーとして、時事問題や書籍関連の記事を投稿している。


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運営責任者:橋本哲児

売れるマーケティングの専門家 主にダイレクトマーケティング、WEBマーケティングの世界で17年間活躍。 東京都港区在住、兵庫県西宮市出身。 1999年、大手保険グループの生命保険事業のダイレクトマーケティングに取り組む。当初は成果がでない苦悩の日々が続く。 しかし、いくつかの独自の方法を開発することで成果が出始め、そこから全てが変わり、ネットマーケティングでは「国内トップクラスの担当者」などと評価されるようになる(ダイレクトマーケティング部課長兼インターネットビジネス総責任者に従事)。 2008年に独立。大手上場企業や起業家(中小企業)などの顧問を歴任。 現在はリサーチや分析、商品開発、セールスコピー(ライティング)、ブランディングなどを通じて、効果的なマーケティング展開をコンサルティングする。ライフワークとしてスティーブ・ジョブズなど偉大な業績をあげた人物の研究を続けている。著書に『逆境を乗り越える ジョブズ 魂の言葉 』『顧客の「本音」がわかる9つの質問』『世界を変える「自分」になる19の法則』がある。

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