小さい会社のメリットを活かす5つの方法「小さい会社が強みになる」

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小さい会社は弱いのか

マーケティングの支援をしているベンチャー企業などの社員の方に、調査をすることがある。

(その社員が働く)自分の会社の強みや弱みなども確認したりするのだけど。「(自分たちの会社の)弱み」について、こう答えてくることがある。

「会社が小規模」

「社員数が少ない」

これについて、それが小さな会社であることを「弱み」だと本気で考え答えているのか。
(自分たちの意見はともかく)社会一般の意見は小さい企業は弱いと考えられているだろう、ということを考え、答えているのかはそれぞれあるのだけど。

実際に、ベンチャー企業で社員の人たちはそう答える。

あなたが起業家で経営者でもあれば、会社の「規模」の話になることは間違いなくあるだろう。

そうして「御社の社員数は……」などと質問され、仮に「(社員は)100名ほどですね」と答えると「凄いですね」となり。

「1,000人は少し超えますね」となると、「それは本当に凄いですね」といわれる(安易な表現だけど、「本当に」とつくところが大きな違い)。

逆に小さいと何もいわれなかったりするので、社会一般の意見としては小さいものは凄くない、もしくは弱いと考えられているのだろう。

ただ、あなたが小さい企業、小さいビジネスを経営しているのであれば、その社会一般の意見に影響を受けてはいけない。小さいから弱い。小さいからうまくいかない、と考え弱気になってしまったら、スタートラインにさえ立てなくなる。

というわけで。今回は『小さい会社のメリットを活かす5つの方法「小さい会社が強みになる」』について話していきたい。

ちなみに…

僕自身の話をすると、僕のキャリアは1万人を超える大手金融グループの一事業のマーケティング部の管理職をしていて、そこから独立し、現在はパートナーに協力してもらったりしながら、少数で仕事をし、大手企業やベンチャーなどのマーケティングの支援をしているので、どちらのメリットもデメリットも経験から理解していると思っている。

では、小さな企業が強くなれる方法(理由)について、話していきたい。

小さい会社のメリットを活かす5つの方法(理由)

1:シンプルを意識する

小さな会社は少人数であり小規模。圧倒的にシンプルだ。
対する大手は社員数は多く大規模。部署も多く複雑になりがちだ。

ここは興味深いのだけど、小さい会社が「もっと社員数を増やしたい。もっと大きな企業になりたい」と願う一方で、大手は「身軽になりたい」「組織をシンプルにしたい」と願っている。

そう考えると、実は小さな会社は、大手が羨む「シンプルさ」を既にもっている。

そのシンプルな体制で、持続的に売上、利益があがる正しいビジネスを行えれば、そのシンプルさが一気に機能する。改善や展開なども容易になる。

そのシンプルさで、一度、正しいビジネスを創り上げると格段に機能しやすい。

ちなみにスティーブ・ジョブズはこう語っていた。

「100人以上の事業部を動かす気はない」

それ以上の多くの人数は大変になってくると言っている。

2:スピード

これは1のシンプルだからこそ、可能にするモノで。

大手にいた経験がある人なら、誰しもが経験するのだけど。
大手はその規模、社員数、組織の複雑さから社内の打合せ、調整、申請(稟議)などでどうしたってベンチャーほどのスピードは望めない。

極端な話ではなく、大手で1ヶ月、2ヶ月を要する大きな問題も、ベンチャーであれば、1日のスピードで決断することもある。

仮に1ヶ月と比べると1/30だし。2ヶ月と比べると1/60 。

だからこそ、このスピードは強く意識した方がいい。

仮にあなたの企業が5人であれば、その5人で特定のゴールにフォーカスし、(大手と比較すると)まさに圧倒的スピードで物事を実現していくことが可能だ。

これは大手とベンチャーの両方を見ていない人間じゃないとわかりづらいのだけど、天と地ほどに違う。

3:失敗や変化に対応

これは2のスピードから派生するものでもある。

新規事業や新たなプロモーション(販売促進)を展開する時はいきなり成功することはない。
ファーストリテイリングの柳井社長の名言でもあり著書のタイトルでもある『一勝九敗』ではないのだけど、多くは失敗する。

「小さな失敗を積み重ねることによって、成功が見えてきます」

「致命的にならない限り、失敗はしてもいいと思っていました。
やってみないと分からない。
行動してみる前に考えても無駄です。
行動して考えて修正すればいい」

まさにこれらの言葉どおり、致命傷にならないところで、失敗を修正する必要がある。

僕は17年ほどマーケティングに携わってきたのだけど。いかに優れた企業であっても、失敗は避けられない。

失敗は常に起こるし、環境の変化に対応する必要もある。そうした状況にも小さな会社であれば、瞬時に対応できる。

失敗に臨機応変に、しかもスピーディーに対応できるという意味では、先が見えづらい新規事業や新商品など、新たな取り組みでは圧倒的強みになる。瞬時に改善に取り掛かることだって可能だ。

4:人件費をおさえた上で、外部の優秀な人材や企業に協力してもらう

小さな会社は社員数が少ないし、人件費もおさえられる。

ただ、小規模な企業はどうしたって、その少ない社員数(リソース)だけでは仕事が完結しない。全てのことにおいて、優秀な人材を揃えられるほどの状況ではないのが問題。

そのため、外部の人材や企業と積極的に交流し、積極的に協力してもらいつつ(協力しあいながら)ビジネスをしていくことが重要になってくる。

(この点がうまいベンチャーだと、人件費をおさえつつ、外部の優秀な人材や企業も協力してくれる体制ができている)。

※大手はどちらかといえば、ベンチャーほどには自分たちからは動かず、社外の企業/人材と濃い関係性は築きにくい(ここはやや語弊があるし、断定はしづらいのだけど。どちらも見ている限り、その傾向はある)。

5:デジタルを有効に活用

企業の規模とビジネスの関連性はリアルであれば、確かに関係してくる。店舗の数や営業マンの数などはわかりやすい。規模が大きい方が有利になってくる。

でもデジタル(ネットなど)で展開する場合はそう単純ではない。
たとえば、ランディングページ(1ページの商品ページ)を展開していた場合、超大手のランディングページと、超小規模な企業のランディングページは同じ1ページ。

顧客にとって、大規模も小規模もない。大半の顧客はそこでいちいち社員数を調べたり、規模を厳密に比較したりもしない。

(デジタルにも規模が大きい方が有利な部分はあるけど)ランディングページだけでなく、様々なツールなど、デジタルを有効に活用することで、小規模な企業でも有利な状態にもっていける。

まとめ

シンプルさやスピードを常に意識し、失敗や環境の変化にもいち早く対応する。人件費をおさえた状況のまま、外部の人材や企業と協力し合い、デジタルを有効に活用する。
こうして、その「小ささ」が強烈な強みになってくる。

  1. シンプルを意識する
  2. スピード
  3. 失敗や変化に対応
  4. 人件費をおさえた上で、外部の優秀な人材や企業に協力してもらう
  5. デジタルを有効に活用

ちなみに、一例をあげると、僕が支援している企業の1つは社員数は数名で、大手の主力事業の売上に匹敵する事業を創り上げ、大手からも注目される状況になっていたりもする。

「小ささ」を弱さと思う必要も「小ささ」に不安を抱く必要もない。

「小ささ」の強みを意識し、持続的に利益が上がるビジネスを創り上げられば、それはまた誇るべきものだといえる。

20世紀を代表する文化人類学者の一人、マーガレット・ミードはこう語っていた。

「思慮深い献身的な小さなグループが世界を変えられることを決して疑ってはならない。実際に世界を変えてきたのはそんな人たちだから」

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あなたへの質問

  • あなたの企業はシンプルさを常に意識し、強みとして活かしているだろうか
  • スピードを意識し、強みとして活かしているだろうか
  • 失敗や変化に迅速に対応しているだろうか。改善スピードは早いだろうか
  • 人件費をおさえた上で、外部の優秀な人材や企業に協力してもらっているだろうか
  • デジタルを有効に活用しているだろうか?

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売れるマーケティングの専門家 主にダイレクトマーケティング、WEBマーケティングの世界で17年間活躍。 東京都港区在住、兵庫県西宮市出身。 1999年、大手保険グループの生命保険事業のダイレクトマーケティングに取り組む。当初は成果がでない苦悩の日々が続く。 しかし、いくつかの独自の方法を開発することで成果が出始め、そこから全てが変わり、ネットマーケティングでは「国内トップクラスの担当者」などと評価されるようになる(ダイレクトマーケティング部課長兼インターネットビジネス総責任者に従事)。 2008年に独立。大手上場企業や起業家(中小企業)などの顧問を歴任。 現在はリサーチや分析、商品開発、セールスコピー(ライティング)、ブランディングなどを通じて、効果的なマーケティング展開をコンサルティングする。ライフワークとしてスティーブ・ジョブズなど偉大な業績をあげた人物の研究を続けている。著書に『逆境を乗り越える ジョブズ 魂の言葉 』『顧客の「本音」がわかる9つの質問』『世界を変える「自分」になる19の法則』がある。

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