あなたの商品を売れやすくする商品名(ネーミング)の3つのポイント

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商品をつける時にとても重要なことは…

前回の記事『顧客の頭の中にあなたの商品をスムースに届けるためのたった1つのこと』では、シンプルに伝えることが重要だとお話しました。

膨大な情報が氾濫すればするほど、(商品/サービスの)メッセージなどを消費者に届く確率が低くなる。メッセージを発してもなかなか、彼ら彼女らの脳に届かない。

届かなければ、どうなる?

簡単だ。売れなくなってしまう。

だからこそ、メッセージやフォント、図やデザインなど、一つひとつをシンプルにしていくことが重要になってくる。

ここで他にも重要なことがある。それが

ネーミング

商品の名前などだ。

たとえば、シンプルな商品名がついている商品Aと、複雑な商品名がついている商品Bであれば、どちらが売れやすいだろうか。

これは考えるまでもないだろう。

既に認知され、記憶されている名前ならまだしも、聞いたこともない商品名だった場合、シンプルな商品名の方が圧倒的に有利。

消費者の脳に瞬時に入り込めるし、理解されるし、記憶にも残る、圧倒的に有利な状態になる。

今回の話は一言でいえば、

商品名(ネーミング)をシンプルにすると、より売れやすくなる

という話だ。

その要旨だけ知りたい人はここまでで十分だけど。
もう少し深く知りたいという人は、ここから先に進んでほしい。

では、これから「あなたの商品を売れやすくする商品名(ネーミング)の3つのポイント」という話をしていきたい。

あなたの商品を売れやすくする商品名(ネーミング)の3つのポイント

商品名で注意すべきなのは、次の3つ。

読めるか

そもそも、その商品名を読めるかどうか。
これが読めないと、はじまらない。

その商品名が記憶に残る以前に読むことができないのだ。こうなると売れる確率は低くなる。こうしたものは避けた方がいい。

僕の中でとても印象に残っているのはYahooとGoogle。

今でこそ、世界を代表する企業の2社だけど、日本に上陸したばかりの時はひどかった。

Yahooのことを国内の大手広告代理店の幾人かは「『ヤッホー』なのか、よく読み方がわからない」などとイライラしている様子で話していたし。

Googleはネットの広告代理店から「ゴーグルとかいう、よくわからないところが日本に来るらしいんです」などと連絡してきた。

ご存知のとおり、この2社はその後、急成長を遂げ、国内のメディアでも頻繁に取り上げたので、多くの人に認知されたのだけど、ネーミングとしては優れた例とはいえない。読めないことによって、最初は相当、損をしていた。これは間違いなかった。

意味がわかるか

読めるだけでなく、意味もわかりやすい方がいい。

最近は意味がわかりづらいネーミングのものもある。確かに大手有名企業などで、莫大なコストを使って、プロモーションを仕掛けるならそれでもいい。

でも全く知られていない企業が、意味も伝わらないような商品名でプロモーションを展開するのは避けた方がいい。それだけでも失敗する確率が高い。

商品名が記憶に残らなければ、検索する確率だって低くなるということだし、不利なことだらけだ。

少しわかりづらいものにしたいとしても、せいぜい、『UNIQLO(ユニクロ)』レベルだろう。ちなみに、UNIQLOというのは『UNIQUE CLOTHING WAREHOUSE』の略。ユニーク、クロージングということだけでも伝われば、ユニクロというのは初見でも何となく印象には残る。

ちなみに、わかりやすいというのは、その名を見て、何かわかるか、ということ。

2017年のヒット商品だと、『明治 ザ・チョコレート』や『でか焼き鳥』『うんこ漢字ドリル』などがあるけど、それぞれ、チョコレート、焼き鳥、漢字ドリルだということはわかるだろう。

それ以外にも『Nintendo Switch』や『Air Pods』などもある。
前者は任天堂なので、ゲームだろうな、というのは伝わるし。

エアポッズは正直わかりやすいとはいえないけど、Appleの製品なので、膨大な広告を用いたプロモーションで認知させることができる。

いずれにしても、意味がわかるものにすることだ。

親しみをもたせたいか、もたせたくないか

最後に押さえるべきことが「親しみ」をもたせたいかどうか、だ。

米国のある調査では「発音しやすい名のモノ」と「発音しにくい名のモノ」では、発音しやすい名のモノの方が安全で親しみがもてる結果だった。

逆に(親しみではなく)何か怖い、スリルがあるという印象を与えたい場合は発音しにくい名をつけるのも一つだといわれている。発音できず、わからないから、怖いということなのだろう。

調査が100%正確かはわからないが、わかりやすいものが親しみをもたせやすく、わかりづらいものは謎を生み、何だかわからない怖さを生むのも事実だろう。

こうしたことも参考にし、ネーミングを考えることだ。

最後に一つ

僕がマーケティングに取り組んでから、最も印象に残ったのは『はいれます』というアリコジャパン(現:メットライフ)の商品名。

通常の保険は医師の審査が必要なのに、審査無しで加入できる保険を作った。まさに「はいれます」という内容の保険で、一瞬で読めるし、理解できるし、価値もわかる。

そのネーミングが優れていたこともあり、またたく間に、多くの消費者に認知させることに成功した商品だった。

というわけで、シンプルにするのは「メッセージ」だけではない。
『ネーミング』もシンプルにして、顧客の頭の中にあなたの商品をスムースに届けることだ。

それだけで、顧客への認知は高まり、理解され、記憶に残り、売上につながっていく。

ルネサンスの巨匠 レオナルド・ダ・ヴィンチの言葉のとおり、

「シンプルさは究極の洗練である」

のだから。

まとめ

商品/サービスのネーミングで注意すべきは……。

  • 読めること(発音できること)
  • 意味がわかること(理解できること)
  • 親しみをもたせたい場合は読めること、もたせたくない場合は読めないこと。

あなたへの質問

  • あなたの商品名は一瞬で読むことはできるか。さらにスムースに読めるようにできないだろうか
  • あなたの商品名は一瞬で意味がわかるだろうか。より意味が伝わるようにできないか
  • 親しみをもたせたいだろうか。その場合は読めるようにすることだ。
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