フツウのモノでも価値を高めれば、高い価値/サービスになってしまう…

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ある上場企業の経営者からの一言

「まとめてくれるのがありがたいんですよ……」

ある上場企業の経営者の方からそう言われたのは独立当初のことだった。なので、およそ10年ほど前のことです。

まとめる

それが僕の能力の一つらしい。

僕の仕事はマーケティングの支援をさせていただくことなのだけど、彼ら支援先企業の状況(現状)を「まとめる」ということです。

大したことがないな…

正直にいえば、僕は

「まとめるのがありがたい」

という言葉に全くといっていいほど喜ばなかった(その方にもお話しました 笑)。

まとめるのが上手って「大したことではない」。そう感じたからです。

ビジネススクールに行くような人間はごまんといるし、論理的思考などの書籍も氾濫している。ロジカルにまとめることなど、大したことではないし、何一つ価値も感じられなかった。

「まとめる」か。

イマイチだな、と。

再び聞いてみると…

数日。もしくは数週間が経過した時だっただろうか。そのことについて、よくよく聞いてみると、その方ご自身もロジカルな方で。

「ロジックだけではない。何かがあるんですよ」

そう、お答えいただいた。

現在

あれから随分と時間が経過した。

今、僕はマーケティングの支援をさせていただく顧問先など、お客さまに対し、大したことがないと思っていた、「まとめる」力を強く意識している。

人は自分(自分たち)の現状がわからない。

どんな状況にあって、何が強みなのか。そうしたことがわからない。

情報が氾濫し、選択肢も氾濫し、その渦中にいると、自分たちの状況が見えづらい。

そんな複雑で読みづらい状況をシンプルにまとめさせていただき、強い部分をつなげるようにしていくわけです。

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そうすると、たとえ、それが自分たちが想定していた状況と同じだとしても。

「やはり、うちの状況はそうなのか」

「問題はそうなのか」

「強みはそうなのか」

となるし。

想定と違っていれば、

「うちはそんな状況だったのか」

「そこが問題だったのか」

「そこが強みだったのか」

となるわけです。

現状把握

問題を解決する前の「現状把握」

ここに安くはない報酬をいただいていることを考えると、現状把握一つとっても、とても価値の高いものなのです。

自分たちの現在地がわかるし、その正しい現在地がわかるからこそ、目標(理想)に向かい、どう進んでいけばわかるわけです。

そのことを考える度に、あの時、あの経営者の方の一言に心から感謝してしまう。

本当にありがとうございます。

問題を解決する前の「現状把握」。それだけでも徹底的にやれば、価値の高いものになるわけです。

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