なぜ、成果を出せない人は物事を達成できないのか?

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成果を出せない本当の理由は何か

「大きな成果を出した人の多くは、必ずしも才能に恵まれたわけではない。
成功するために大切なのは、優れた資質よりも『情熱』と『粘り強さ』。すなわち「グリット(GRIT)」=「やり抜く力」なのだ」

これは既に28万部売れているといわれている本『GRIT』の一節。米国で天才賞とも言われるマッカーサー賞を受賞した、ペンシルベニア大学心理学教授のアンジェラ・ダックワース。彼女が研究しまとめたのがGRIT。『やり抜く力』だ。

彼女はこう語る。

「どの分野であれ、人々が成功して偉業を達成するには「才能」よりも「やり抜く力」が重要である──もともと才能があって努力すれば、他人よりも早くスキルが身につく。しかし、そこで終わってしまえば、達成はない。身についたスキルでさらに努力を続けて初めて、目標は達成される。成功には「才能」の優劣よりも努力の継続、つまり、「やり抜く力」が決定的な影響を及ぼす」

このやり抜く力は「情熱」と「粘り強さ」で構成されていると語る。

でも、もう1つの問題がある

この本は素晴らしい。

確かに「やり抜く力」は重要だし、周囲の成長を遂げている起業家の人たちを見ていても、やり抜く力は半端ない。やり抜く力がなければ、やり抜けない(物事は実現しない)のだし。そこは間違いない。

ただ、成果を出せない(目標を実現しない)人にはもう1つ問題がある。

やり抜くという「自分(自分たち)」主体の問題ではなく、もう1つの目標(計画)についての問題。

今回はそのことについて、話していきたいと思う。

物事を達成する解決策

では物事を達成できるようにするにはどうしたらいいか。

簡単だ。

「やることを少なくすることだ」

たとえば、目の前に100のやることがあれば、100をやれないだけでなく、一つひとつが中途半端になるかもしれない。

でも、3つや1つであれば、はるかに達成確率は高まる(一つひとつの難易度の問題はあるけど)。

マーケティングの現場で感じたこと

僕がこれを強く感じたのは、マーケティングに携わるようになった当初なので、17年ほど前のことで。

商品のプラン数について検証していくと、どうしてもプラン数が少ない方が成果が上がる。

5つや7つのプラン数。プラン数が多くなればなるほど、顧客の選択は困難になり、商品が売れにくくなる。

逆にプラン数を少なく。3つや1つのようなプラン数の時は選択が容易になり、格段と売れるようになる。

プラン数が多いことが強みになる商品は別だけど。基本的にはプラン数を少なくすればするほど、顧客は選択しやすく、行動できるようになる(買うことができる)。

これには僕にとって、人間の行動を知る上で大きな学びだった。

人間も同じなのだ。選択肢が増えれば増えるほど、選択の段階での難易度が高まり、行動は億劫になる。結果、達成できなくなってしまう。

(目標や計画がぼんやりしている状況も選択肢が絞られていないのと同じで、達成できなくなってしまう)

まずは多動力じゃない

こう話すと、次の疑問をもつ人もいるだろう。

「堀江さんの『多動力』なども売れているから、一つだけでなく、色々やった方がいいのではないか。自分は色々やりたい」と。

そういう人もいるかもしれない。でも、あなたが何一つ計画したモノを達成したことがないような状況であれば、それは避けた方がいい。

堀江さんにしても、他の人にしても、「多動力」で成功したよ、と言っている人たちは、一つはある程度売れているものがあって、その力も存分に用いて、他のビジネスを展開している。そうして、複合的に売れるようにしていく。

何一つ売れない状況なのに、さらに次々と浅く手をつけても、物事は何一つ実現しない。

多動力で攻めたい人を否定するわけではないけど、物事が実現しない人は、せめて、やるべきことを少なくすることだ。

支援企業の成功要因

僕がマーケティング面を支援している企業の一つに、創業2年目で年商3億円弱に達した企業があるのだけど、まず取り組んでもらったのはそこだ。

「やるべきことを一気に少なくする」

それから取り掛かってもらっている。それが高い成果を生んだ。

失敗するレストランのメニュー

37シグナルズの創業者ジェイソン・フリードは次のように語っている。

「料理人ゴードン・ラムゼイの番組『キッチン・ナイトメア』を見てみよう。失敗するレストランのメニューには、あまりに多くの品が載っている。

店主は、あらゆるメニューを用意すれば、レストランは広く知られるようになると思ったのだろうが、実際には(メニューを見て頭痛を起こすような)魅力のない食べ物に見えてしまう。

だから、ラムゼイはいつもメニューの品を少なくすることから始める。たいてい30以上のメニューを10まで減らすのだ。

考えてみよう。現状のメニューをよくすることが最初ではない。まずはメニューを減らすことから始める。そして、残ったものを磨いていくのだ」

大きなヒントがある

これは非常に重要なことを述べている。

仮に30のメニューがあって、それぞれを良くしようとするのであれば。1メニューに100時間かけるとしたら、30✕100時間で3000時間、必要になる。これは1日10時間費やすとして、300日かかることになる。

でも、メニューを10まで減らしてからであれば、10✕100時間で1000時間。2000時間もの時間を費やす必要がなくなる。しかも、その10のメニューが「情熱」のわくものであれば、GRITの力だって発揮できる。

物事がうまくいかない人は、減らさないことが問題

物事がうまくいかない人たちは、対象を減らさず、さらに時間や労力、資金をつぎ込み、やるべきことを多くする。でも、そうすると問題は増え、複雑になっていく。

解決からさらに遠ざかってしまう。

やることを減らすのだ。

減らすことで、集中できる。

その際のポイントは、顧客(他人)にとって、自分(たち)が高い価値を出せるものに集中することだ。レストランの話でいえば、顧客に本当に喜ばれる料理。そうした料理(メニュー)に集中することだ。

イーロン・マスクはこう語っている。

「『他人にとって、自分が高い価値を出せる』という自信がある分野に、自分の力を集中することが重要です」

あなたへの質問

高い成果を出すために、次の質問に答えてほしい。

  • あなたは物事が達成できない時に、やるべきことを増やしていないだろうか。
  • やるべきことを増やすのをやめ、減らしてみることだ。どんなことを減らせるだろうか。

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運営責任者:橋本哲児

売れるマーケティングの専門家 主にダイレクトマーケティング、WEBマーケティングの世界で17年間活躍。 東京都港区在住、兵庫県西宮市出身。 1999年、大手保険グループの生命保険事業のダイレクトマーケティングに取り組む。当初は成果がでない苦悩の日々が続く。 しかし、いくつかの独自の方法を開発することで成果が出始め、そこから全てが変わり、ネットマーケティングでは「国内トップクラスの担当者」などと評価されるようになる(ダイレクトマーケティング部課長兼インターネットビジネス総責任者に従事)。 2008年に独立。大手上場企業や起業家(中小企業)などの顧問を歴任。 現在はリサーチや分析、商品開発、セールスコピー(ライティング)、ブランディングなどを通じて、効果的なマーケティング展開をコンサルティングする。ライフワークとしてスティーブ・ジョブズなど偉大な業績をあげた人物の研究を続けている。著書に『逆境を乗り越える ジョブズ 魂の言葉 』『顧客の「本音」がわかる9つの質問』『世界を変える「自分」になる19の法則』がある。

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