見積もりを現実に近づけ、効果的なものにできる3つのルール

シェアする

sponsored link
レクタングル(大)広告

想定していた時間が狂いまくる…

先日、女性経営者について、ご紹介した。1年以上もの間、悩んでいたことが「あるきっかけ(これはお話できないのだけど)」によって、火がついたように取り掛かり、わずか5日ほどで成し遂げた、という話。

この方には火がつくような「あるきっかけ」が起きたから良かったけど。放っておいたら、さらに時間がかかっていただろう。さらに1年どころか、2、3年かかっていたかも。

それにしても、1年だとしても、365日分の5日。わずか1.3%ほどの時間で成し遂げたということだ。

僕はこれまで様々な企業のマーケティングの支援をしてきたけど、こうしたケースを幾度となく目にしたことがある。

不安の中、行動できなくて、時間ばかりかかっていたのだけど、実際に着手すると一瞬で成し遂げてしまい、結果がでるようなことも少なくない。

ただ、これは「時間は結構かかるだろうな……」と長期間、時間がかかると思っていたのに、取り掛かると、実際は短かった(早くできた)場合だけど。

その逆もある。実際には1ヶ月ほどで設定していたのに、取り掛かると半年、1年と過ぎ、いつの間にか、随分と時間がかかってしまうこともある。

このような比較的長期の話ばかりではなく、日々の仕事で、顧客から依頼されていたものについて「2日ください」と言っていたのに、実際に仕事を進めていく中で、時間が足りなくなり、「もう少し時間をください」と言い訳が必要な人もいるだろう。

問題は見積もりの甘さ

長くかかるにしろ、短くできるにしろ。問題は「見積もり」の甘さだ。

特に独立や起業している人は、計画を立てるような時はやる気が漲り、とても短い期間で設定しがちだ。「これを1ヶ月で成し遂げ、あれを1ヶ月で成し遂げる……」などとアツい。

どう考えても、それは3ヶ月か半年はかかるでしょ、というものでもタイトに1ヶ月と見積もったりもする。

そして実際に取り掛かると、そんな時間では終わらず、「あれはもう少し時間がかかります」とご連絡をいただく。やはり、それらは見積もりの甘さが問題なのだけど。

さらに大きな問題

これは締め切りに遅れるというだけでなく、さらなる問題がある。

彼らはプロジェクトの最初の頃はスピードを優先させ、仕事の質は甘くなる。「早くやるんだから、仕方がないよ」という感じで、だ。ところが、スケジュールを延長、延長とさせていくと、今度も「遅れているんだから、早く仕上げなきゃ」とやはりいい加減な、質の悪いものになっていく。

結局、費やした時間も膨大になり、質も今ひとつになる。結果的にほとんど意味をなさないものになってしまう。

質が高いものにするには見積もりを現実的に

今、あげたような問題をクリアしていくには。つまり、質が高い仕事をするには「見積もり」を現実感あるものにする。そうすることで、結果、中途半端なモノにならなくなる。

スケジュール本来の強みも利用でき、何より質の悪化につながらないようになる。本来の仕事ができるようになるわけだ。

「見積もり」についてはMike Cohnの名著『アジャイルな見積もりと計画づくり』がある。今回はこの著書の参考になる部分も絡めて、話していきたい。

ちなみに『アジャイルな見積もりと計画づくり』の一節はこうある。

「計画づくりとは価値の探求なのだ。そもそも見積もりというものは、見積もった時間内に作業が完了する確率のことである。……従来型の計画づくりの問題点は、プロジェクトのチームやステークホルダーが見積もりをコミットメントと捉えてしまうことだ。……見積もりは確率だが、コミットメントは確率ではない」

見積もりは確率なのだ。つまり、現実的な見積もりとは現実に近い確率の見積もりというわけだ。

見積もりを現実に近づけ、効果的にする3つのルール

見積もりの目的を知れ「目的は不確実性を減らすこと」

「見積もりがなぜ必要なのか」ということからスタートするけど。

特に独立起業している人にとっては限られた時間、限られた資金、限られた労力で進んでいかなければならない。

そのため、とても重要なのは「不確実性を減らす」ということだ。

僕らは先が見えない、不確実性の中、ビジネスをしている。放っておけば、不確実性だらけになってしまう。だからこそ、その不確実性を減らすことが非常に重要なことなのだ。

Mike Cohnは見積もりについては、次のような意味合いもあると語っている。

  • リスクを軽減する
  • 不確実性を減らす
  • 意思決定を支援する
  • 信頼を確立する
  • 情報を伝達する

特に上記2つだろう(やや意味合いは似ているけど)。不確実性を減らし、リスクを軽減するのだ。そのためには計画よりも計画を作る過程が重要になってくる。

余裕(ゆとり)をもたせる

不確実なモノを相手にしているのだ。

その前提に立つと、想定外のことだって起きるかもしれない。そのためにはチームメンバー全員の時間を100%使い切るような計画を立てないこと。

高速道路だってそうだ。高速道路に限界100%まで車を詰め込まれると、誰も身動きが取れない渋滞になる。開発チームも同じだ。メンバー個々の時間を限界まで使うと、プロジェクトの進みは遅くなってしまう。余裕をもたせることだ。

顧客や関係者が絡んでいる場合は、計画が遅れるということは約束を破ることになる。計画の段階でゆとりをもたせ、時間を長く設定した方がはるかに良い。

ちなみに、余裕をもたせる方法として、「(早く仕上げた時の)1.4倍に設定する」という人もいれば、「2倍に設定する」という人などもいるが。何より大切なのは現実だ。実際に取り組みながら、調整していくことだ。

プロジェクトを小さく分解

たとえば、1つのプロジェクトで28時間かかるなら。それを28の1週間毎のプロジェクトに組み替えることだ。

50時間のタスクの見積もりの場合でも、それを5時間毎のかたまりに分解する。

そうしてから、一つひとつ取り組んでいく。

「結局、やることは一緒だから、同じなのでは……」と考えるかもしれないけど、これが全く違う。

たとえば、28週のプロジェクトのままで予定のスケジュールの締め切りを変更(延期)しようという時は「まとめた」ままだとどこに問題があるかはわからない。しかもわからないまま、プロジェクトに相当な時間がかかっていく。28週間が2倍の56週間になってしまうこともあるだろう。

でも、1週間毎に小さく分解していれば、1つの週が2倍になっても2週間。大したことはない。予定どおり行かなかったタスクが明確になり、後に同様なプロジェクトを進める時の糧にもなるし、全体としても早く終る。小さく分解することで、不確実性を減らすことが可能なのだ。

まとめ

見積もりの目的は不確実性を減らし、リスクを軽減することだ。

  • スケジュールに余裕(ゆとり)をもたせること
  • プロジェクトをより小さく分解

あなたへの質問

最後に、あなたの見積もりを現実的に、より効果的にするため、次の質問に答えてほしい。

  • あなたは見積もりをする目的を明確にしているだろうか。不確実性を減らし、リスクを軽減するために何ができるだろうか。
  • あなたは見積もりを検討する時に、余裕をもたせているだろうか。
  • あなたはプロジェクトをより小さく分解し、不確実性を減らすようにしているだろうか。

17年超の経験をもつプロが
売れる秘密」を提供

17年間やってきて、コレをやったらまず売れない、という話もしていきます

オススメ

・独立、起業で失敗したくない人
・世の中の多くの情報の中、無意味な情報で失敗したくない人
・商品、コンテンツの開発、集客や顧客について間違えたくない人

提供する情報

17年超のマーケティング経験をもつプロが厳選した情報。
実際に成果が上がった情報をご紹介します!
優先的にイベントなどの情報もお届けします。

実際の現場で使える内容です

メール講座 これまでの一例

・超怠け者のシゴト術
・怠け者の起業家はどうすればいいのか
・あなたの問題を解決しながら、売れる商品が創れる1つの方法
・10倍読まれるコンテンツが創れる3つのステップ
・売れる商品を創るために100%必要な視点「商品の前に創らないとダメなモノ」
・実績がない、お金がない起業家が意識すべき3つのコト
・成果を出せない人が物事を達成できない理由
・目標、ゴールが10倍実現する「計画」を立てる5つの法則
・独立起業に必要な「自信」を創る2つの方法
・多くの人を魅了する商品を創る方法
・流行に乗る商品と乗らない商品、どちらが成功するのか
・集中できない人が嫌でも集中できる4つの方法
・なぜ、思考は現実化しないのか、その理由とは

登録は無料

申込はカンタン。5秒で登録可能!
今なら『売れるメール講座』に無料で参加できます!


 

「無料なのに有益なノウハウ」

「素晴らしい情報ありがとうございます。有益なノウハウをいただけるのでとてもありがたい講座だと思っています」

「自分のビジネスに使うことを考えて、読んでいます」

「マーケティングを深く理解していなかったので、自分たちのビジネスにどう組み合わせればいいかと常に考えながら、読んでいます」

「使える情報で満足」

「大変、満足。 特に◯◯の作り方や◯◯を活用した手法は今日から日々の活動に反映していけるものでした。 (中略)◯◯や◯◯もトークスクリプトに反映できそうだと思いました」

運営責任者:橋本哲児

売れるマーケティングの専門家 主にダイレクトマーケティング、WEBマーケティングの世界で17年間活躍。 東京都港区在住、兵庫県西宮市出身。 1999年、大手保険グループの生命保険事業のダイレクトマーケティングに取り組む。当初は成果がでない苦悩の日々が続く。 しかし、いくつかの独自の方法を開発することで成果が出始め、そこから全てが変わり、ネットマーケティングでは「国内トップクラスの担当者」などと評価されるようになる(ダイレクトマーケティング部課長兼インターネットビジネス総責任者に従事)。 2008年に独立。大手上場企業や起業家(中小企業)などの顧問を歴任。 現在はリサーチや分析、商品開発、セールスコピー(ライティング)、ブランディングなどを通じて、効果的なマーケティング展開をコンサルティングする。ライフワークとしてスティーブ・ジョブズなど偉大な業績をあげた人物の研究を続けている。著書に『逆境を乗り越える ジョブズ 魂の言葉 』『顧客の「本音」がわかる9つの質問』『世界を変える「自分」になる19の法則』がある。

登録は無料

申込はカンタン。5秒で登録可能!
今なら『売れるメール講座』に無料で参加できます!


sponsored link
レクタングル(大)広告

シェアする

フォローする

sponsored link
レクタングル(大)広告