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人事の裏側…
仕事上、色々と必要だったので、大手から小規模な企業まで、人事、組織体制、その裏側まで。ここ数週間、ヒアリングなどをさせていただいてきたのだけど……。
正直、重く。とても考えさせられた。考えすぎて、疲労感さえ感じるほどだった。
マーケティングもそうだけど、人事や組織もその本音や問題までは表には出ないので、見えづらい。
メディア、記事に取り上げられたりした時は企業側は致命傷のものは出さないし……。本にだって書かないだろう。つまり、汚れたものはあまり出て来ず、綺麗ごとばかりになる。
そして、そうした綺麗ごとが独り歩きしていくことになる。
なので、メディアに接しても、あらゆる人事や組織関連の記事を読みまくっても、それらで真実は把握できない。
事実は違う
実際に聞いていくと真実はまるで違う。
メディアなどで、「素晴らしい」といかに優れていると言われる企業でもそれぞれに問題があるし。実際、彼らは問題を感じている。
ただ、では、ダメか、というとそうではなく、それでも(人事や体制面が)優れた企業は圧倒的に違う。
様々な企業を横断的に見ていくと、その違いは天と地ほどに違う。今回も「こんなにも違うのか」と改めて強く感じた。
天にいる彼らはどうか
ただ、天にいる企業(彼ら)は自分たちが「天」にいる(上のレベルにいる)と認識しているのか、というとそうとも言えない。
「うちは全然、できていないんですよ」
とか
「まるでダメですね。ココが……」
などと彼ら経営者、社員らは常に問題を感じ、それを真摯に改善しようとしている(そこが凄まじいところなのだけど……)。
彼らもそうだけど、ほとんどの企業は横断的に見ることはないので、そのレベルの差がわからないし、強みも明確にはわからない。
もっといえば、彼ら自身、自分たちがうまくいっているか、どうかがわかりにくい。
地にいる企業はどうか
地にいる企業も同じだ。彼らもまた横断的に企業を見ることはできないので(自分の会社の中しか見えないので)、そのレベルの差がわかりづらい。
そこに加えて、うまくいっていない企業の場合、危機意識が不足しているケースもあって、「結構、自分たちはやっている」などと考えてしまうこともある。
マーケティング面も問題が多い企業は少なくないけど、人事、組織もまた問題が多い企業が
少なくない。
追伸:ご協力いただきました皆さまありがとうございました。色々とフィードバックさせていただきます!