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田中角栄が注目されている…
姉妹サイトとして運営している、モチベーションの上がるメディア『MOTIV(モティブ)』で人気がある記事の1つが田中角栄の記事。
田中角栄の名言を扱っている記事で。2017年9月18日現在、Googleで「田中角栄、名言」と検索すると現在は2位。1位から3位の間には常に入っていて、既に1万人を超える人たちに読まれている。
Googleで検索すると、こんな感じ。
現在は2位。これが1位になったり、3位になったりしている。
いずれにしても、人気なのだけど。
記事にはタイトルのとおり125もの名言があり、中でも僕が最近気に入っている名言が田中角栄が「人に好かれる方法」について語っている言葉。
あの田中角栄が「人に好かれる方法」を述べているのだから、とても参考になる。
今回はそれをご紹介したい。
「田中角栄って言われても……」とピンと来ない人に
田中角栄のことをよく知らない人には、「人に好かれる方法」の前に、例の石原慎太郎が著した『天才』の書籍の案内がわかりやすいので、読んでほしい。
高等小学校卒という学歴ながら『日本列島改造論』を引っ提げて総理大臣に就任。
比類なき決断力と実行力で大計の日中国交正常化を実現し、関越自動車道や上越新幹線を整備、生涯に30以上の議員立法を成立させるなど、激動の戦後政治を牽引した田中角栄。
その経歴から総理就任時には「庶民宰相」「今太閤」と国民に持てはやされ、戦後では最高の内閣支持率を得たが、常識を超える金権体質を糾弾され、総理を辞任。その後、ロッキード事件で受託収賄罪に問われて有罪判決を受けるも、100名以上の国会議員が所属する派閥を率い、大平・鈴木・中曽根内閣の誕生に影響力を行使。長らく「闇将軍」「キングメーカー」として政界に君臨した。
そんな希代の政治家・田中角栄といえば、類まれな権謀術数と人心掌握術に注目が集まるが、実はスケールが大きいわりに人一倍デリケートな一面があった。浪花節と映画をこよなく愛する、家族思いの人情家だったという。
田中角栄の「人に好かれる方法」
著書『天才』の案内にもあるけど、田中角栄の類まれな「人心掌握術」は非常に有名で、そんな角栄が語る「人に好かれる方法」は次の言葉に表れている。
「身内のことを知りなさい。
身内のことも知らないで一人前の口をきくな。そして身内のために汗を流せ。
損して得を取れ。
手柄は先輩や仲間に譲れ。そうすればお前、めんこがられて、好かれるぞ」
田中角栄の人に好かれる方法。まずは身内から。「身内のことを知りなさい。身内のことも知らないで一人前の口をきくな。そして身内のために汗を流せ。損して得を取れ。手柄は先輩や仲間に譲れ。そうすればお前、めんこがられて、好かれるぞ」 https://t.co/AUreHndjwc
— 橋本哲児 (@hashimoto_jpn) 2017年9月18日
ポイントは2つ
- 身内のことを知るということ
- 身内のために汗を流すということ(損して得をとれ)
身内のことを知り、身内のために汗を流せ、という話。
身内っていうのは、僕らでいえば、家族はもちろんだけど。
仲間、先輩、後輩。企業でいえば、従業員だったり。(人によっては)お客さまだったり。
まずは身内を知れということ。仲間といえる人たちを大切にするということ。
家族や仲間にはいい加減で、他人にばかり、一生懸命な人もいると思うけど、そうではない、と語っている。
身内のために汗を流し、損して得をとれ、と。
あなたへの質問
さて、人に好かれるために、あなたへの質問です。
- あなたは身内のことをよく知っているだろうか。
- 身内のために汗を流し、彼らに手柄や得になることを譲っているだろうか。