ディズニーのお土産の凄さ
以前、ディズニーランドだったか、ディズニーシーだったか、忘れたけど、ディズニーのお土産をいただいたことがある。
それはお菓子だった。
ただ、このお菓子の「(ディズニーの)こだわり」が半端ない凄さだった。
ディズニーのこだわり
ディズニーの様々なこだわりについては、それほど驚かない。
そもそも、書籍やメディアでの紹介が凄いし……。
ディズニーランドやディズニーシーなどはもちろん。
ディズニー映画などのこだわりにももう驚かないし。
ディズニー系の商品のコピー(売るための文章)などへのこだわりも驚かないけど……。(特に売るためのコピーなどはディズニー以外の企業も当然こだわるし)
でも、このお菓子の凄さは素晴らしかった。
このことについては、以前から書こう書こうと思っていたのだけど、天気が良いからか、今日書きたくなった 笑
実は、それはディズニー(オリエンタルランド)のお菓子の注意書きで。その注意書きの文章がとにかく素晴らしい。
たった1つの文章
それはお菓子の裏の方。
誰も見ないような場所に栄養成分表示などがあって、熱量、タンパク質、脂質、などと詳細な成分表示がある。
注目すべきは最後の文章。
「1日の喫食で150kcal以内を推奨します」
とある。
ここで質問です。
もし、あなたがこのお菓子の商品に関わっていたとしたら、どのような文章を次に続けるだろうか?
「ご注意ください」などだろうか。
そのとおり。一般的なお菓子の場合、その後に続く文章は「ご注意ください」の類の文章が続く。でも、ディズニーのお菓子は違った。
「みんなで楽しく食べてください」
これには驚いた。
そもそも、お菓子の裏側にある、ほとんど誰も見ないような場所。本当に「細部」。この場所の文章にここまでのこだわりは半端ない。
文章自体の完成度も高い
文章もよく考えられている。
「楽しく食べてください」
などと1人で食べるイメージではなく、
「みんなで楽しく食べてください」
「みんな」という言葉で、楽しさを演出し、同時に、150kcal以内に自然におさえられる。
この表記はディズニーのお菓子の多くにある。
このように細部にディズニーらしさを演出するのは、AppleのMacintoshの筐体の中に開発者のサインを刻み込んでいたジョブズのような執念を感じる。
追伸:商品開発実践講座の説明会(2017年4月開催分)は明日14日24時が締切になります。
説明会では現在の商品へのアドバイスなどもさせていただいています。
多くの成功事例があるので、その方法に当てはめるだけでもかなり売れる商品に変わります。