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競合にマネされるリスク
ビジネスを展開しはじめて、競合にマネされることはこれまで幾度かあって。
新商品や新規事業までいかないものとして、ブログなどでもある。自分たちのブログの記事とそっくりそのままマネした記事が別のブログで投稿される。
そうしたことが時々はある。
競合は常に様々な情報をチェックし、常にチャンスを探っている。だから、あなたがうまく行っているビジネスを展開していると、すぐにそれがマネされていく。
そっくりそのままマネするような連中はひどいが、それでもマネされることは幾度となくあるだろう。
僕自身でいえば、先ほどのブログなどだけでなく、自分が書いた新聞に掲載された内容がが『私が書きました!」という感じで発表されたこともある。
これには本当に驚いて、その場に参加していた人たちが「マネされていましたよ」と言ってきてくれたので、気がついた。
こんな感じであなたがマネする場合もあるし、あなたがマネされる場合もある。ただ、いずれにしてもそれは避けられないことだ。
でも本音でいえば、マネされるのも創り手側に問題がある。
真似されてしまうのはありふれた内容であり、他の誰かが即、提供できてしまうレベルということ。逆にいえば、ありふれたものでなくマネできないものとすれば、それらは非常に強力なものになるということだ。
かつて、Appleの創業者スティーブ・ジョブズはこう語った。
「絶対にマネのできない、マネしようとすら思わないレベルのイノベーションを続けろ」
マネできないレベルのイノベーションというのは、難易度が高いが、今回は、マネできないものにする3つの方法を紹介していきたい。
競合にマネされないための3つの方法
1.自社のみの価値を提供
顧客に提供する商品やサービスを検討する時、「自社にしかない価値」を提供することを考えることだ。言い換えると、参入障壁があり、マネできない。そうしたモノを提供する。
2.あなた自身を絡める
「自社にしかない価値」といわれても難しい人もいるだろう。
最も差別化しやすいのは「あなた自身」を絡めることだ。
あなた自身こそ、オリジナル。他社には手に入らないものだ。その「あなた自身」を商品や商品に関連する様々な要素全てに反映させる。
商品、プロモーション、販売、説明、(商品の)提供、サポート、などあらゆる面であなた自身を反映させる。
競合はあなた自身をマネすることはまずできない。
3.販売開始後も参入障壁を高め続ける
商品を創る時は参入障壁を高める努力をしていても。
商品を創った後もしくは販売開始後、参入障壁を高め続ける努力をする企業は少ない。だからこそ、絶えず参入障壁を高め続ける努力をしていくことだ。
オンライン靴販売業のザッポス・ドットコムもまさに同じだ。
ザッポスのスニーカーは他の小売店のスニーカーと同じもの。でもCEOトニー・シェイのカスタマーサービスへの情熱を絡めることにより、他とは全く異なるものとなった。
カスタマーサービスの従業員は対応マニュアルを使わず、顧客と長時間話すことが許されている。コールセンターは本社と海を隔てた遠くにはなく、同じ場所にある。新入社員はまずカスタマーサービスでの電話応対と倉庫での作業に4週間を費やす。あらゆる面でのカスタマーサービスを高める努力がザッポスの存在をユニークにしている。常に参入障壁を高め続ける努力がザッポスを強固にしていく。
それらのスタートはCEOのトニー・シェイの情熱だ。
まとめ
- 自社のみの価値を提供
- あなた自身を絡める
- 販売開始後も参入障壁を高め続ける
あなたへの質問
マネされずに成果を高めるため、次の質問に答えてほしい。
- あなたのビジネスでは、自社のみの価値を提供しているだろうか。
- あなた自身を商品や商品に関連する様々な要素全てに反映させているだろうか。
- 販売開始後も参入障壁を高める努力をしているだろうか。