起業は偉大なことをしなければならないのか「些細なことから始めたらどうなるのか」

シェアする

sponsored link
レクタングル(大)広告

起業は偉大なことをする必要があるのか

起業というと、とても大げさで偉大なことをイメージするかもしれない。

でもこれまで様々な起業家を見てきたけど、そんな偉大なことばかりではない。特にスタートはそうです。

偉大な企業を創り上げた、メディアに注目されるような起業家でさえ、スタート段階では軽やかにビジネスを始めていたりする。そんな風にスタートを切る人は実は少なくない。

その段階、彼らは自分たちをいわゆる起業家とは思っていない。大それたことをしているとは思っていない。ビジネスという言葉ですら似つかわしくない。ただ、自分のやりたいと思ったことで売上を上げ、収入を得ている。

起業家というよりはやりたいことをやった人たち。そのスタート段階は偉大な企業を創り上げる企画書も、ミッションなどもない。

あるのはただ1つのアイデア。それで軽やかにスタートを切っている。

軽やかにスタートを切った起業家

Tさんという人がいる。

彼はビジネスを立ち上げるぞ、とビジネスを始めたわけではなく、ただ、大手企業に務めていた知人の質問に答えたことがきっかけだった。

その質問に答える時はまさかそれが大きな売上につながるとは考えてもいなかった。

だが、実際にはその質問に答えると。さらに次の質問がメールで送られてきて、本格的に企業のお手伝いをすることになった。

そこでの評判が良かったこともあり、他の企業からも同じような依頼が来て……そうこうしているうちに拡大し、その後、強固なビジネスになった。でも「ビジネスを立ち上げるぞ」などという気合いの入ったスタートではなかった。

別の起業家Sさんはこう語っていた。

「最初は会社員時代に同僚が◯◯(サービス)を私に頼んできました。すると、彼だけではなく、他の人からも『それは使える』と次々に連絡が入るようになったんです。

そのうちにその人たちにやってあげるのはいいのだけど、もっと多くの人に提供できないのか、と思ったのがスタートなんです」

TさんやSさん。これは僕自身もそうだったし。知人などに頼まれたことを手伝っているうちに、そのビジネスが順調になる人は少なくない。

スティーブ・ジョブズ

Appleを創業したスティーブ・ジョブズだってそうだ。

そのスタートは、後にAppleを一緒に創業することになるスティーブ・ウォズニアックと共にブルーボックス(無料で電話をかけられる装置)を作り、それを友人などに販売したりしたことがきっかけだった(ウォズニアックの通うカルフォルニア大学バークレー校の寮の連中に販売した)。

ブルーボックスなどを好みそうな連中(友人や知人)に売るというところからスタートしたのだ。

既に顧客がいるから成果が生まれやすい

依頼されたり、頼まれたり、知人に売ったり。どれも小さな話だと思うかもしれない。

でも重要なことは「既に顧客がいる」ことだ。顧客がいるのだから、リスクはないし。スーツはもちろんオフィスだって不要だ。

一方で分析し、企画書を作る偉大なスタートを切ろうとするビジネスがうまくいくかというと、大きくズレてしまうことも少なくない。なぜなら、顧客はいるわけではないし、その見込通り、顧客が考えているわけではないからだ。

立派な企画書を創ったりはせず。知人からの相談、具体的なニーズから軽やかにスタートする。「じゃあ、やりましょうか」という感じで。ニーズがあるから全く売れないことを避けられる。

困っている人がいるのだから、彼らを満足させられる。

そのシンプルなことからスタートしているからこそ、最初の段階で躓くことがない。

偉大なスタートでなくとも、些細なスタートにも大きな強みがあるのだ。

まとめ

あなたが創業段階であれば、必要以上に偉大なことを求める必要はない。偉大なる起業でさえ、些細なことからスタートするのだ。

西洋最大の哲学者の一人ともいわれる、アリストテレスは次のように語っている。

革命は些細なことではない。しかし、些細なことから起こる

Embed from Getty Images


あなたへの質問

さて、あなたへの質問です。

  • 起業は偉大なことをしなければならないと考えていないか?
  • スタート段階、自分のビジネスの小ささに臆病になったり、不安になったりしていないか?
sponsored link
レクタングル(大)広告