ひたすら聞きます
最近、起業家の方のことばかり、メディアやSNSで書いているので、彼ら彼女らからの相談が増えています。
そこで僕が興味深いと感じるのは「はじめて相談される起業家の人たち」。
彼ら彼女らと話す時は、基本的には僕はアドバイスしません。正式なコンサル前なので、ただひたすら状況をお伺いします。
そこで、自分がコンサルとして関わった方がいいと感じたら、「一緒にやった方がいいと思います」と伝えるし、関わらない方がいいと感じたら、相手がやりたいと言っても、「やめた方がいいと思います」と答えています。
なぜ、うまくいかないのか?
いずれにしても、本番は本格的なコンサルがスタートしてから。なので、コンサル前は
中途半端にアドバイスはしません。
アドバイスしても混乱させてしまう可能性があるし、データなどをお見せしてもよくわからないだろうし。相手が明らかに間違っていてもそれをただ聞くわけです。
聞いていて、強く感じるのですが……
うまくいっていない人たちは「見えていない」。
あー、見えていないんだな、と強く感じます。
独立起業はもちろん、ビジネスやマーケティングで高い成果を上げている人相手だとそう感じることはまずないのですが。
うまくいっていない人は本当に「見えていない」と様々なケースで感じます(これは本当に残念だと思っています)。
見ていない。間違ったことを信じている
誤解しないでほしいのですが、そういう人にもチャンスはあります。
どんなにうまくいっていない人にも、チャンスは確実にどこかにあるのだけど、それが「見えていない」。もしくは「見ていない」。
それに、一般的な常識を信じ、明らかに結果が出ないことを信じてしまっている。「間違ったこと」を信じてるわけです。
- 見えていない
- 見ていない
- 間違ったことを信じている
「あー、この人は結果が出ないだろうな」とそう思ってしまうわけです。
16年もの間、高い成果を上げる人を見てきた
僕は16年もの間、マーケティングに取り組んできました。その間、非常に高い成果を上げる、多くの経営者、ビジネスマンに会ってきました。
今は『MOTIV』などでも、非常識なほど成果を上げる人を研究しているので、本当に感じるのですが。
成果を上げる人というのはパターンはそれぞれあるけれど、ある種の共通項は間違いなくあります。
うまくいかないケースは明らかに違う
それらから見ると、うまくいかない彼ら彼女らは明らかに違うわけです。一つ違うとかではなく、大抵のケースでいくつも違います。
「これじゃあ、うまくいくものも、うまくいかなくなってしまう」
「うまくいかないのも無理はない」
そう思ってしまう。これは彼ら彼女らからその状況を聞かなくても、わかるものです。
チャンスは間違いなくあります
でも、彼ら彼女らにも、チャンスがないわけじゃない。チャンスはあります。
ただ、チャンスを見ていなかったり、見えていなかったり、他のモノを信じているせいで
きっとうまくはいかないのですが。
それでも、大きな失敗をすれば、あとで気づくので、大丈夫だと思っています(変に自分は大丈夫などとごまかさず、しっかりと失敗と向きあうことが重要です)。
チャンスはどこかに必ずあります。その中にはとても大きなものにつながるものだって、あるはずです。
そのためにも、次の2つのことをすることです。
- 見ること
- 常識を疑うこと。
この2つは本当に重要です。