「集中できない」仕事が手につかない人に。嫌でも集中できる4つの方法

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集中できない、仕事が手につかないと悩んでいる人

1人もしくは数人で独立/起業しているようなケースで、集中できなくて、非常に困っている。

そんな悩みをもつ人もいる。

ビジネスを数人で回している場合で特にそれが事業主であった場合、仕事の締切に間に合わなくなることもあるし。

仕事がまだ入ってこない創業したばかりの段階でも、様々なことをスタートしていくのに、日々ほとんど仕事が進まずに終わってしまう。

うまく回っていないので、余計に色々と悩んでしまう。そんな風に悩んだり、困ったりしている人もいると思うので、今回は「集中できなくて、仕事が進まない」人に集中し、行動し続けるための4つの方法を紹介していきます。

「集中できない」状態を自覚する

まず、集中できない人たちを見ていて感じることは本当の意味で「自分は集中できない状態」にあると自覚していないということ。自覚していないから、集中できる状況を生み出すことに力を入れていない。

でも「集中できない」と自覚している場合は、自分でも意識してしまうほど「集中できない状態」なわけです。その状況をまず認める。その集中できない状況を意識し、工夫すれば、前進していきます。

集中できない状態とは

まず、ここで考える必要があるのは「集中できない」とはどういう状態か、ということ。
これはカンタンで「1つのことに意識を集めることができない」ことを言う。
あなたが集中できていないのであれば、1つのことに意識を集められていない状態にある。

そのために次のことを意識する必要がある。

シングルタスク

今、『SINGLE TASK 一点集中術:「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる』という本が人気があって売れている。

この本は「一点集中」の効果などについて書かれたものでタイム、フォーブス、ハフィントンポスト、CNN、など全米で話題になり、世界8か国で翻訳されるほど売れている。

1つあげると、「マルチタスクではなくシングルタスク(1つの仕事)をやれ」と語っている。

冒頭に話したように、集中できない状態を自覚する必要がある。

あなたが集中できない状態にあるなら、ただでさえ、様々なことに意識が行ってしまう状態にある。それを1つのことに集中させるようにする。

普通の人以上にそれを意識する必要がある。

『SINGLE TASK』ではマルチタスクについて、こう語っている。

「脳は注意を要するタスクに対処しながら、同時に流れ込んでくる情報を処理することはできない。
スタンフォード大学の神経科学者エヤル・オフィル博士は『人間はじつのところマルチタスクなどしていない。タスク・スイッチング(タスクの切り替え)をしているだけだ。タスクからタスクへとすばやく切り替えているだけである』と、説明している。
こうした行動を続けているとマルチタスクをしているような気分にはなるものの、現実には、脳は一度に2つ以上のことに集中できない。そのうえ、注意をあちこちに向けていると、効率が落ちる」

そして、こうも語っている。

「マルチタスクは集中力を鈍らせる。いま私たちは、長時間、注意を持続する能力を集団で失いつつある。
そのうえ気が散っていると、状況の変化に適応する柔軟性も低下することがわかった。1つの知識をべつの状況にあてはめて使えるようになることを「知識の転移」というが、マルチタスクを試みると、この能力が落ちるのだ」

マルチタスクは集中力がないあなたの状況をさらに悪化させてしまう。
マルチタスクをしないことだ。

加えていえば、仕事の時はそれを邪魔する、SNSはもちろんスマホなども見ないことだ。マルチタスクではなく、常にシングルタスクを意識していく。

時間を短く切る、今に集中する

独立/起業している人は常に様々なことがのしかかり、何かをしていても、別のことが不安になったりする。すぐにマルチタスクに近い状態になり、結果、集中できないし、精神的にも良くない。

そこで僕が色々やってきて効果的だったのは、タイマーだ。
シンプルだけど、これ以上のものはない。

PCのタイマーなどのアプリを使ってもいいし、スマホのアプリを活用してもいい。タイマーで時間を測定しながら、仕事に集中して取り組む。

タイマーをかけるだけでも、集中力はかなり高まる。

たとえば、25分仕事をして、5分休憩などのペースでやっていく。

25分仕事をし、5分休憩。25分仕事をして、5分休憩、と次々に。次第に集中が習慣化され、集中力自体も徐々についてくる。

ただ、それでも集中できない状態の時はさらに短くする。25分ではなく、20分などと短くする。

20分仕事をして5分休憩。20分仕事をして5分休憩と短くした形で集中する。

「大きな仕事は小さく分割する」という方法があるのだけど、その場合は大きな仕事を小さく分割する、手間が必要になってくる。この方法であれば、単純に時間を短く設定するだけで済むので簡単なのだ。

成果をより大きくする

最後に。

集中できない理由の1つはその仕事が大したものではない、と心の中で考えていたりするからというケースもある。

確かに漠然と来た仕事をただ処理していると、1つひとつの仕事の成果は大したものではなくなる。その場合は比較的似ている、いくつかの仕事をまとめていくと、その成果(意味)はより大きなものになっていく。

たとえば、A社のためのXという仕事があったとして、B社への仕事やC社への仕事がそのXと類似の仕事であれば、それらも解決するように仕事をするということだ。

そうなると、「A社のためだけの仕事」が「A社、B社、C社のための仕事」となる。1つの仕事が生み出す成果がより大きなものになる。
その結果、より集中できるようになる。

まとめ

  1. 「集中できない」状態を自覚する
  2. シングルタスク
  3. 時間を短く切る、今に集中する
  4. 成果をより大きくする。

あなたへの質問

さて、あなたが嫌でも集中するために次の質問に答えてほしい。

  • 今、あなたは自分の仕事に集中しているだろうか?
  • (集中していないのであれば)あなたはマルチタスクで仕事をしていないだろうか?シングルタスクにできないだろうか?
  • タイマーを用い、時間を測定して仕事をしているだろうか?
  • 成果をより大きくして、仕事をしているだろうか?

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運営責任者:橋本哲児

売れるマーケティングの専門家 主にダイレクトマーケティング、WEBマーケティングの世界で17年間活躍。 東京都港区在住、兵庫県西宮市出身。 1999年、大手保険グループの生命保険事業のダイレクトマーケティングに取り組む。当初は成果がでない苦悩の日々が続く。 しかし、いくつかの独自の方法を開発することで成果が出始め、そこから全てが変わり、ネットマーケティングでは「国内トップクラスの担当者」などと評価されるようになる(ダイレクトマーケティング部課長兼インターネットビジネス総責任者に従事)。 2008年に独立。大手上場企業や起業家(中小企業)などの顧問を歴任。 現在はリサーチや分析、商品開発、セールスコピー(ライティング)、ブランディングなどを通じて、効果的なマーケティング展開をコンサルティングする。ライフワークとしてスティーブ・ジョブズなど偉大な業績をあげた人物の研究を続けている。著書に『逆境を乗り越える ジョブズ 魂の言葉 』『顧客の「本音」がわかる9つの質問』『世界を変える「自分」になる19の法則』がある。

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