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説明が苦手という人にピッタリの本
「説明が苦手……」
そう思う人にピッタリの本があります。
2017年4月26日現在、Amazonの本の総合ランキングで25位。
非常に人気のある本です。
現在の評価は5つ星のうち4.9
レビューでは次のように語られてます。
「これまで『プレゼン』に関する本を読んだり、セミナーにも参加したりしていたが、しっくりこない。コツってないの?と思って探していたところ、この本を見つけました。
読んでみて、書いてあることは、とてもシンプル。
でも何故これまで結果が出なかったのか、変わらなかったのか。あっさりと書かれていたが、本質的なこと。
これまで何であれこれ手を出していたが、結果に繋がらないことが耳に痛いほど分かる。
そしてどうやったら実践につながるのか、平易な言葉で語りかけてくる。
正にコツだ。冒頭には切り離し可能なシート。実践ということを意識したもの。部下など教えることもできる。
観念的な難しい言葉で誤魔化さない。実践して変わりたい。
そのときには、この本はダントツおすすめできる。買って良かった」
この本のポイントは
あれもこれもと詰め込むことでわかりにくくなっていたコミュニケーションを「絞り込む」ことでわかりやすくするというもの。
わかりにくくなっていた理由
わかりにくくなっていた理由は3つだと言います。
理由その1 『動作』にできていないから
理由その2 『数』を増やしすぎるから
理由その3 『すべてカバー』しようとするから
「動作」にできていない、というのが少しわかりづらいかもしれないけど。
たとえば、「目的を意識する」という表現があったとして。
この表現だけではいったい何をしたら「目的を意識する」ことができるのかがわからないわけです。非常に曖昧なわけです。
そのため、表現を「動作」にする。
どう意識するのかを具体的に「動作」にすると、「目的を紙に書いて、繰り返し見る」などとなるわけです。
こんな感じでわかりやすいからこそ、誰でも実践できるようになるわけです。
わかりやすい表現
「わかりやすい表現」というのは
ポイントその1 数を「3つ」に絞ること
ポイントその2 「構造」にはめること
ポイントその3 「動作」で伝えること
というわけです。
ポイントは3つに絞られ、構造にあてはまっていて、動作で伝える。これができてれば、わかりやすいわけです。
説明上手になる3つの方法
具体的には次の3つの方法があるわけです。これで説明上手になれます。
ステップ1「3つの視点」で「情報を整理する」
ステップ2「3つの構造」で「考えをまとめる」
ステップ3「3つの動作」で「伝える」
この3つのステップを踏めば、わかりやすい説明になるわけです。
ちなみに、3つの視点というのは、次のようなパターンです。
- お客さま/自社/競合
- 相手/自分/社会
- 時間/空間/人
- アタマ/ココロ/カラダ
こんな感じで3つの視点で情報を整理し、考え方をまとめる。そして、3つの動作で伝えます。この3つの動作というのは……。
- ポーズをとる
- 見せる
- 指さす
この3つです。
この本を読み、実践することで、随分と説明がわかりやすくなるはずです。
本の内容紹介
「一生懸命説明したのに、わかってもらえない……」
「『で、結局どういうこと?』と聞き返されてしまう……」
「自分の言いたいことがうまくまとまらない……」
そんな経験、ありませんか?
こうした悩みを一挙に解決する“ヒミツ”を明かすのが本書です。
シリーズ20万部突破のベストセラー『トヨタで学んだ「紙1枚! 」にまとめる技術』の著者であり、「思考整理」「コミュニケーション」「わかりやすい説明」をテーマにこれまで5000人以上に“目からウロコ”の指導を行ってきた浅田氏が、自らの集大成ともいえる説明スキルアップの秘訣を大公開。
目次
PART1 なぜ、うまく説明できないのか?
●理由その1 「動作」にできていないから
●理由その2 「数」を増やしすぎるから
●理由その3 「すべてカバー」しようとするから
PART2 「わかりやすい説明」の条件とは?
●ポイントその1 数を「3つ」に絞ること
●ポイントその2 「構造」にはめること
●ポイントその3 「動作」で伝えること
PART3 どうすれば、説明上手になれるのか?
●方法その1 「3つの視点」で「情報を整理する」
●方法その2 「3つの構造」で「考えをまとめる」
●方法その3 「3つの動作」で「伝える」
著者
浅田すぐる(あさだ・すぐる)
「1枚」ワークス(株)代表取締役。
お客様にうまく「伝わらない」がために、仕事で成果が出せない。
社内の人に「伝わらない」がために、希望の評価につながらない。
「伝わらない」がために、転職・独立がうまくいかず、理想の人生が歩めない。
こうした思いをしているビジネスパーソンに「伝わった! 」という成功体験をしてもらうべく、「思考整理」「コミュニケーション」「わかりやすい説明」をテーマにセミナーや研修、講演などを行っている。