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まず、あなたのビジネスを確認しよう!
今回はいきなりだけど。あなたの状況を確認します。
- 今、あなたのビジネスは売れていますか?
- それとも、売れていないですか?
もし「売れていない」と悩んでいたら、今回の話はオススメです。
売れない状況にいると、本当にキツいし。自信を失ってしまうことだってある。
今回はそんな人のために売れないビジネスを売れるようにする5つの実践的ステップを紹介していきます。
顧客が買ってくれれば、一気に解決する!
あなたがどんなビジネスであっても、顧客が買ってくれればいい。
顧客があなたの商品を買ってくれれば、ほとんどの問題が一気に解決します!
だって、売れることで、商品/サービスを提供できるようになるし、顧客とのコミュニケーションも深まるし、紹介が増えるし。売上、利益が高まれば、プロモーション(販促)を強化できるし。何より、あなたの自信だって高まるわけです。
ほとんどの悩みが一気に解決します。
ただ、問題は「売れない」こと。そして、もっと問題なのは売れないと「何を売っても売れないんじゃないか」と自信を失う可能性があることです。
質問:あなたは昨日1日でお金を使っただろうか?
確かに商品が売れないことが続くと、もはや「何を売っても人は買わないだろう」とまで思うようになってしまうこともあると思う。
でも、次の質問を考えてほしい。
- 昨日1日であなたはお金を使いましたか
- この1週間ではどうですか
僕は色々あります。
よく行くカフェでカフェラテを飲んだし。書籍も買ったし。好きなケーキも買った。
そうそう、小泉今日子のエッセイも買ったんだった。他にももっとあるけど。色々と買ったわけです。
じゃあ、一週間と言われると、もう何を買ったのか、覚えていないくらい。お金を使いまくっているわけです。
では、あなたは何に使ったんでしょうか?
昨日1日は?
1週間は?
考えてみてください。
考えれば、すぐにわかるのですが、相当、使っていますよね。
ここに重要なポイントがあります。
人は確実にお金を使っています。
1日に1度もお金を使わない人は稀だし、1週間だったら、相当なお金を使っているわけです。顧客の立場に立つと、実際に買っていることがわかると思います。
つまり、常に売れているものはある。
ここは確実に理解してほしいのですが。
全てのものが売れていない中で、自分たちの商品が売れていないのでなくて、多くのモノは売れているのに、自分たちの商品が売れていないわけです。
違う視点でいえば、世の中の多くのお客が支払うお金があなたのビジネスに入ってきていないだけなんです。
なので、あなたのビジネスが間違っているので、それを正しくすればいいだけなんです。
最高の顧客(市場)を選ぶことです
売れていないのは、顧客が支払うお金の流れに乗っていないということ。
お金の流れに乗るには、あなたの商品、ビジネスに反応する顧客を見つけることです。
ビジネスで何よりも重要なのは顧客です。
顧客がお金を払い、買うと決断するから、モノが売れる。
だからこそ、「顧客」。言い換えれば、市場の選び方を間違えると、うまくいかない。
ここで考えるべきことはいくつかあるのだけど。特に重要な2つの方法をご紹介します。
- 反応する顧客
- メッセージが届く顧客
反応する顧客
商品/ビジネスを買う顧客を探すことが重要なのですが。「買う」ということも、そのスタートは反応してくれることです。
ネットでいえば、クリックなどの反応がなければ、買ってはくれない。そのため、重要なのは、あなたの商品/ビジネスに反応してくれる顧客を探すことです。
反応してくれさえすれば、売れる確率は一気に高まります。
よく、「売れていないんです」とご相談に来る方も、問題はここにあったりします。そもそもが反応する顧客を見ていなかったりする。まったく反応しない顧客に対し、延々とプロモーションを展開していたりするわけです。
売れていない時は「買う顧客」を探すのは困難ですが、「反応する顧客」は探しやすいです。
メッセージが届く顧客
次に反応する人たちにメッセージが届けること。
メッセージというのは、商品の強み、などについての言葉で。そうしたメッセージが届かなければ、売ることはできないわけです。
自分たちの商品/サービスに関するメッセージが届く顧客なのか、も考えることです。ここが欠けていたりすることも少なくないです。
反応する顧客で、メッセージが届く顧客。
この2つの条件で合致したところを狙っているのであれば、かなり成功確率は高くなってきます。
最高の商品を作ること
最高の商品を作ることです。
ここで重要なことは……。
顧客の問題を解決する商品なのはもちろんですが。ライバル商品/提案を意味のないものにする商品を用意することです。
特に重要なのは、顧客です。
ご提供させていただいている『商品開発実践講座』でも、よくあるのですが。ここで顧客の問題に対するモノでなかったり、問題を解決しないモノだったりすることがあります。
で、最後に2つ、伝え方が間違っていることがあります。それがワンメッセージと伝わること(専門的な言葉などは使わないこと)です。
- ワンメッセージ
- 伝わること(専門的な言葉などは使わない)
膨大な情報の中で伝わるメッセージ
膨大な情報が氾濫する中で、重要なのは商品全体の強みをワンメッセージで伝えることです。長々と説明すれば伝わる、などというものでは顧客にすぐに逃げられてしまう。一言で伝えることが非常に重要です。
米国のマーケティング戦略家のアル・ライズが名著『売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則』でこう語っている。
「一つの言葉を顧客に刻み付けることで、顧客に認知させることができる」
実際に反応が得られるワンメッセージを作り上げたら、それをあらゆるところで伝える。そうすることで、顧客への認知、訴求が効率的に実現します。
専門的な言葉は絶対に使わないこと
専門的な言葉を使う。これは信じられないほど多い間違いで本当によくある。
顧客に伝わらなければ、売れない。なので、専門的な言葉は絶対に使わず、「伝わる」ことを意識することです。
売り手(企業側)は日々、自分たちの仕事に携わっている。なので、どうしても、自分たちの言葉が当然のものだと考えてしまいがち。業界特有の言葉だったり、企業特有の言葉だったり、いくつもの専門的な言葉を当然のものだと考えてしまうわけです。
でも顧客は違う。
そんな日々を過ごしているわけではなく、顧客には顧客の日常がある。
そこで売り手である企業と、買い手である顧客には大きな差が生まれてしまうわけです。
ジャパネットたかたの創業者、高田明氏はこう語っています。
「商品の本当の魅力をお客さまに『伝える』だけでなく、『伝わる』ことを本気で考えていた」
売れるのは相手に伝わるからです。伝わらなければ、売れない。
相手に伝わるシンプルでカンタンな言葉で顧客を反応しやすくすることです。
まとめ
反応する顧客、メッセージが届く顧客に最高の商品を創り上げ、それを伝わる言葉で届ける。それで大きく改善し、売れるようになります。
今、売れていないのであれば、その「売れない」状況は何かが間違っているということ。まずは、その間違いを認めることからスタートしてみてください。
- 顧客は毎日お金を使っている
- 最高の顧客を選ぶ
- 最高の商品を作る
- ワンメッセージで伝える
- 伝わること