コンテンツで売上を上げている起業家
最近、支援している起業家の方の中には。
大手は別として、特に小規模な企業では、ブログ(メディア)から売上を上げているケースも結構多いです。
僕自身、いくつかのメディアやメルマガからお客さまが来るし。支援している起業家の方もブログを中心に数千万、1億以上の売上が上がったりしています。
Googleアドセンス(Googleの広告)やアフィリエイトなどでは大きな売上を上げることはできませんが、そこを軸にセッションやセミナーなど高額な商品/サービスを販売するケースだったら、年商1億を超える方もいます。
たとえば、単価50万円の商品/サービスを販売するなら、1ヶ月に10件販売すれば、月商500万円で、年商6,000万円だし。
- 単価50万円☓10件☓12=年商6,000万円
単価100万円の商品/サービスを販売するなら、1ヶ月に10件販売すれば、月商1,000万円で年商1億2,000万円になるわけです。
- 単価100万円☓10件☓12=年商1億2,000万円
これは十分可能です。それほど、数を対応しなくない人は1ヶ月3件などで売上をおさえればいいだけです。
- 単価100万円☓3件☓12=年商3,600万円
ブログなどのメディアは正しくやればムリなくお客さまが来るようになる。
ただ、そのためには記事を日々増やしていく。100、200、300、1000と記事が増やせば、確実に売上は上がります。
「今さら、ブログか……」という人たちは、その実態を知らないだけで、実際は成果が上がるものです。
記事を書くのがキツイ…
でも、質の高い記事を増やすのはきついな、と思う人もいますよね。
日々、打合せがあったり、資料作りがあったり、様々な仕事がある。
色々やっていくと「ブログなんて、書けない……」と思うだろうし。出版などをしている人であれば、本業、執筆。コンテンツ作りと、あれもこれもできない、と混乱するわけです。
そうなると、ブログの更新は休み休みになり……。そのうち、全く書かなくなり。お客も来なくなり。売上も上がらない。最悪の状況に陥っていくわけです(他のプロモーションなどを展開していれば、まだいいですが)。
このような問題に対して、一般的な対応策は3つ。
- ブログをやめてしまう
- ムリにでも自分でやる(時間をかけて)
- 他人、外注先にお願いする
ブログをやめてしまう
集客できる効果的な方法が他にあれば、それでもいいですが。
実際、顧客獲得に有効なのはブログだし。あなたのビジネスで実際にブログから顧客が得られているなら。それは成果が上がる重要なこと。
優先順位が最も高い、確実に実施すべきことです。
PVは高まるし、顧客も集まるし、収益も大幅にアップする。将来にわたって、それが伸びていく。それをやめるのは最も避けた方がいいことです。
ムリにでも自分でやる
ムリに自分でやる。これは良質のコンテンツが創れればいいけど。そのコンテンツが顧客の反響を得られるかどうかはわからないし。
長時間かけて疲れている状況でコンテンツを創ると、コンテンツのレベルは低くなりがち。それにコンテンツに時間をかけると、他の仕事に時間を費やせなくなり、他の仕事のレベル(質)が落ちてしまう。
なので、これも避けた方がいいわけです。
他人、外注先にお願いする
他の人に頼むとか、外注ですね。
これは良質のコンテンツが創れる人や企業に外注できればいいですが、それが反応がとれるコンテンツになるかどうかはわからないし。
自分で書いているわけではないので。それぞれの記事の一貫性が失われ、大きくブレていくわけです。コストもかかるし、かなり注意が必要なわけです。
他人にお願いする方法はオススメできる優れた方法ではあるのですが、コンテンツの創り方をシステム化(仕組み化)する必要があります。
これら3つの方法では色々と問題があるわけです。
じゃあ、どうすればいいか。
売れるコンテンツを創る時の2つの問題点
まず、問題点を特定すると、売れるコンテンツ(顧客が集まるコンテンツ)を創る時にキツイのは次の2つです。
- 企画(話題。何のコンテンツを書くのか)
- 書くこと
企画
企画というのはざっくりいえば、方向性です。
どんな話題で書くのか、ということ。これが決まらないと、書けないですよね。その企画(話題)を決めてから、実際に書き上げていくわけです。
ゼロから企画すると、かなり大変です。
そのため、まずは自分で考えるのではなく、「顧客」です。
顧客の興味がある、反響が起こりそうな話題を書くのだから。
それをゼロから考えるのではなく、あなたのターゲットとなりうる「顧客」の人たちが既に興味をもった(反響があった)ブログやソーシャルメディアのコンテンツを探っていくわけです。
日常生活を送っていれば、みんなが「いいね」をしたものや、良かったという記事があると思います。それが既に多くの人が反応をしたコンテンツです。
重要なのは、そのコンテンツをそのまま使うのではなく、その話題、問題について書くわけです。
既に反応が得られた話題を選ぶわけです。カンタンですよね。
次にそうした話題(問題)をいくつか集め、その中で、自分の仕事に関係する、自信をもって答えられるものを選びます。
10あるとしたら、そのうちで、最も答えられるものを選ぶわけです。
書くこと
次にその話題をもとに「書く」のではなく「話します」。
多くの人はここですぐPCに向かって「書く」のですが、書くのは慣れが必要なので、まず話すわけです。
MACやiPhone利用者であれば、音声入力が便利。
速度はほぼリアルタイムに文字が入力され、誤字も以前よりは少ないので、かなり精度は高いです。
たとえば、iPhoneであれば、入力用キーボードを出して、左下にあるマイクボタンを押す。それだけで入力できます(Androidでも音声入力はできます)。
ちなみに……
- 句点は「マル」
- 読点は「てん」
- エクスクラメーションは「びっくりマーク」
- 改行は「かいぎょう」
といえば、改行できます。
YouTubeにこんな動画がありました。かなり早く入力できます(少し音声は聞きづらいですが、イメージはわくと思います)。
音声入力が苦手な人はボイスレコーダー(ICレコーダー)で音声を録音する形でもいい(もちろん、アプリを活用してもいいです)。書くために云々唸るよりもはるかに早くコンテンツができあがります(音声にしたものをあとで入力します)。
この方法はコンテンツだけでなく、何かを企画する時にも使えます。
まとめ
今回の話は、シンプルにいえば、自分の力だけではなく、自分以外の他の力を利用するということです。
他のコンテンツの反響も見て、既に反響が高い話題(方向性)を選択(企画)し、そこから自分で書き上げるわけです。既に反響が高い話題なので、あとはコンテンツを作り上げることにフォーカスすることができます。
自分で書き上げることの良さは、自分が考えていることなので、他人の話題をもとにしても全て一貫性が生まれることです。他人の記事をそのまま使っているわけではないので、問題にはならないし、それを超えるコンテンツを創ることも容易なわけです。
大きな労力をかけず、コンテンツを創り続ければ、実際に売上も上がるし、顧客も増えていきます。ぜひ、実施してみてください。